いつでもあなたの心に寄り添う、
本物の治療家でありたい。
鍼灸師綿貫 雄二Yuji Watanuki
1975年生まれ。福岡県福岡市出身。現在、妻と二人で福岡市東区香椎に居住。
子どもの頃の夢は、「人のために動け!」という父の言葉を鵜呑みにし、総理大臣になることか、福祉の先生になること。
1998年春
思い至って務めていた福岡市職員の職を辞し、愛知県にある日本福祉大学社会福祉学部へと学びの門をたたく。充実した4年間を過ごすも、卒業間近の12月、前触れなく目の前が真っ暗になり、病院にて網膜剥離という目の病気の診断を受け、数度の手術によりなんとか視力を維持するも福祉の先生への道が閉ざされる。
当時の心境はどん底。が、今にして思えば天職との出会いのスタート地点。
2004年
鍼灸あん摩マッサージ指圧師養成学校入学。
在学中の3年間に、実際の現場の技術を体得したいと、のべ約200院以上の施術を受ける。その際に培った諸先生方の技術やお言葉は今の私の基礎となる。
2007年
はり師、きゅう師、あん摩マッサージ指圧師の国家資格を取得。
2007〜2011年
いきいき鍼灸マッサージ治療院(福岡市南区)にて修行研鑽。
2011年
鍼灸院あんどむを開業。
はり師
きゅう師
あん摩マッサージ指圧師
社会福祉士
ホームヘルパー2級
アロマアドバイザー
全日本鍼灸学会
日本不妊カウンセリング学会
日本鍼灸師会
福岡県鍼灸マッサージ師会
福岡市鍼灸師会
挫折を知っている私だから、あなたの「心の叫び」がわかるのです。
以前の私には、今とは違う「夢」がありました。
障害のある子どもたちと共に生き、支援していくこと。それは「人のために動け!」という父の最期の言葉に心揺さぶられ、勤めていた福岡市職員を辞めた際に決めたものです。
そして再び大学へと学びの門をたたき、昼は福祉施設で働き、夜は大学という充実した日々を送っていました。
そんな卒業間近の12月、何の前触れもなく網膜剥離という目の病気に襲われました。幾度かの手術を経てなんとか視力をとりとめたものの、福祉施設で働くことは断念せざるを得ない状況でした。
一度築き上げてきた人生を蹴って、新たな夢へ向かって再び歩きだした矢先の出来事です。私の身体と心は、病という見えない敵に襲われ崩壊寸前でした。それを支えてくれたのは家族であり、友人であり、鍼灸院の先生でした。
話を聞いてもらえるだけで、心にそっと寄り添ってもらえるだけで、時に叱咤激励してくださることが、私の挫折感を少しずつ少しずつ、明日への希望へと変えてくれたのです。
今ではこの経験があったからこそ、毎日お悩みや不調を抱えてお越しになる方々の心に寄り添うことができると確信をもっています。
当院へお越しになられるお一人おひとりと、笑顔を共有すること、それが私の今の夢です。
のべ200院の治療院巡りで培った、
生きた知識と技術をあなたへご提供いたします。
鍼灸学生だった頃より、実際の現場の生きた技術と知識を習得したいと思い、治療院巡りを行っています。
東洋医学は数千年の歴史の中で哲学と経験が集積され体系化されてきた医学です。この症状にはここが効く、こんな体質の方にはこれが効くなど、膨大な経験値(データ)があります。この先人らの経験値こそが、今私たちが使っているツボなのです。(このツボの効果については今や現代医学において科学的に解明されてきています。)
私たち鍼灸師は、古典から現代医学まで幅広くその知識を医学書から日々取り入れております。それは日々の臨床には欠かせないものです。
しかしながら、どの古典にもどの医学書にも載っていないことが、日々の臨床の現場にはたくさん転がっているのです。一口に自律神経の乱れといっても、その症状や経過は種々様々、医学書だけでは限界があります。
実際に自分の手で足で治療院へお伺いし施術を受ける。そして先生方にいろいろとお教えいただく。これは、何物にも代えがたい貴重な財産です。そうして先生方から頂いた生きた技術と知識は、私の鍼灸治療に活かされています。
当院へお越しいただいたあなたには、惜しみなくこの生きた技術と知識をご提供いたします。それはあなたが元気だったあの頃を取り戻すため、そのために他なりません。
たかが鍼、されど鍼、鍼だからこそできることがある。
地域医療への貢献。生まれ育ったこの地福岡で、少しでも皆さまのお役に立ちたいと、そう思っております。
成熟したストレス社会で、現代医学は日進月歩、突き進んでいます。それはとても素晴らしいことだと思います。平均寿命は延び、人々は苦痛から解放され、より質の高い充実した日々を過ごせるようになりました。
しかしながら、残念なことにそれだけでは救えない人々が大勢いることもまた事実です。
最新機器のMRIやCTでは、人間の体の中を隅々まで見渡せますが、人々の心の中までは見通せない。血液検査で異常値を示さない限り、あなたの痛みを和らげることはできない。
東洋医学は、「病気」よりも「人」をみる医学と言われています。
どんな症状か、どんな性格か、もともとの体の性質はどうか…などをもとにして施術の方法を決定していきます。
ですので、あなたの痛みやお悩みに寄り添った施術ができる点がとても優れているところです。
自然治癒力を高めていくこと。病気のみ(局所的)をみるのではなく、人(全身的)をみて施術を行いますので、体が本来もっている自己免疫力をアップさせ、自然治癒力を高めていくこと、そうやって病を改善していく施術です。
統合医療という言葉があります。西洋医学と東洋医学の相互補完的な医療。東洋医学と西洋医学それぞれに得手、不得手があります。
皆さまにはそれぞれの特性をよく知ったうえで、ご自身のお身体にとって一番有益な状態を整えていただきたいと思っております。
鍼灸師にできることは、たかが知れています。
あなたのお身体に鍼を刺し、心身のバランス、自律神経のバランスを整えて、自然治癒力を高めるお手伝いをする、心に寄り添う施術をする、それだけです。
それでも鍼灸治療が、あなたの未来を輝かしい日々へと変えることを願い日々研鑽に励んでおります。
求めてくださる方がいる限り、私の想いは変わることはありません。
最後に
2011年4月10日、ここ福岡市東区香椎に開院した鍼灸院あんどむは、多くの皆様に支えられ、今日も鍼灸治療を行っております。
今こうして何かのご縁でこちらをお読みいただいている方は、ぜひ一度ご来院ください。
「あの時、あんどむへ行って本当によかった!」そう思っていただけるよう、これからも日々研鑽に努めてまいります。
あなたが望む「治したい!」のために、
あなたの病に立ち向かうことをお約束いたします。
鍼灸院あんどむ綿貫 雄二