鍼（はり）と聞くと「怖い」「痛そう」とイメージされる方も多いようですが、一般的に使われている鍼は、裁縫用の針や注射針のような太いものではなく、髪の毛ほどの細さで柔らかい鍼で痛みを感じることはほとんどありません。

しかし、いくら「痛くない」と言われても、初めて鍼灸治療を受けるときには、恐怖心や不安感があって当然です。

当院では、恐怖心がある方や次のような方に対して「刺さない鍼」（てい鍼）を用いて鍼灸治療を行うことができます。

• 初めての鍼で恐怖心や不安感が強い。
• 以前、鍼を受けて痛い思いをしたことがある。
• 以前、鍼を受けて具合が悪くなったことがある。
• 怖くて身体に力が入ってしまう。
• 小児や中学生以下のお子様

刺さない鍼とは、上の写真のように金や銀製の細長い鍼で、鍼の先端が丸くなっているため刺さりません。
この「てい鍼（しん）」という鍼で、身体の表面にあるツボに優しく当てて施術を行っていきます。

はい。刺さない鍼（てい鍼）でも不調を解消したり、体質改善を図ったり、自律神経・女性ホルモンを整えることは、十分に期待できます。
患者様のお身体の状態を把握し、お身体の状態に合わせてツボをとらえることで、てい鍼治療の効果を最大限に発揮させることができます。

「鍼は試してみたいけれど、怖いし、不安」と躊躇されてある方、どうぞ一度ご相談ください。

あなたの不調やお悩み解消のお役に立てるかもしれません。